風車のない風力発電

風車のない風力発電

風力発電機で今大きな課題となっているのが回転する羽根の低周波やバードストライクの問題。さらに落雷や強風による羽根の破壊や軸のねじれ。羽根の修理費は高額となるため風力発電設置者にとって悩みの種となっている。

秋田市在住の前八戸工業大学教授・佐藤正毅氏は「風車のない風力発電」(電気流体力学風力発電)の研究を続けてきた。これは、プラス、マイナスの電気を帯びた細かい水滴を電界というひずみから受ける力に逆らって風で吹き飛ばし、集電電極に集めると風から電気エネルギーを取り出すことができるという発想。風車がないので台風など強風のエネルギーを電気に変えるのに適している。プラスかマイナスの電荷を低コストで大量につくる技術の開発が課題だが、環境だけでなく人に優しい安全安心の風力発電として注目される。

写真=6月に開催された秋田市内の異業種交流会(十日会)での講演

2012,06,29, Friday
関連記事